矢神ノ求ムモノ

小説にはいろんなジャンルがありますよね。
アクション、恋愛、推理、ミステリー、ファンタジー、歴史、伝奇etc...
それぞれのジャンルには特徴があって、もちろん読者の求めるものによって、読者の手に取る小説というものは変わってきます。
矢神が小説に求めているのは娯楽性、エンターテイメントなのであって、極端に言えば「笑い」なわけですよ。
そういったものがよく現れているのは「ギャグ」なのですが、最近はギャグオンリーの作品なんて見かけないですよね。
上記したもので言えば、アクション、恋愛、ファンタジー辺りに「笑い」がよく含まれています。そうなってくると矢神が読むものは当然この３つに絞られてきます。と言っても、恋愛に関してはあからさまなものは読まないですね。大体物語りの副要素なものが丁度良い感じです。

読者によって求めるものが違う。これを念頭においてあちこちの小説系サイトを飛んでみると、よく目にする書き込みがこれ。
「〇〇な小説を探しています。どなたかご存知ですか？　教えてください」
「〇〇って小説面白いよ。絶対読むべき」
「〇〇って人の書いた小説は最高！　これを読まなきゃ物書きじゃない」
こういった書き込みって、かなり無意味な気がするんですよ。探しているなら、自分で探せば良いのに。検索とかかけてさ……まぁでも、これは許容範囲かな。
ただ、後の２つ。これは矢神的に……言ってしまえば「許せない」のですよ。
その小説、もしくはその作者を好きになるのは大いに結構。むしろ、これを拒む権利なんて誰にもありません。
でもそれを他人に押し付ける行為は、絶対にしてはならないと思うんです。
もしそれで相手の反応が良かったら問題はないです。ただもし「推理が大嫌い」というＡさんに、Ｂさんが「推理小説を勧めてしまった場合」は大変です。Ａさんはこれを拒む、もしくはスルー、表面上は受け取ったように装う。このいずれかの行動をとります。
これに対し、Ｂさんが機嫌を損ねてしまう場合もあるのです。「せっかく紹介してやったのに、なんだその態度は！」といった感じで。
そう言われてしまうと、Ａさんだって機嫌を悪くしてしまいます。ここから喧嘩に発展してしまったり。
正直なことを言うと、矢神は他人に作品や作者を紹介されることが大嫌いです。紹介物が何であれ、紹介されること自体が嫌いなんですよ。
読みたいものは自分で探す。読みたいものは自分で書く。矢神はこのいずれかの行動で事足りています。
今ここでこう発言しても、そういったことで気を遣ってくれるのは、せいぜいこの記事を読んでくれた人だけですが、もしよろしかったら覚えておいてください。
あ、でも、ブログなんかで作品紹介するのは全然構わないんですよ。好きなものをアピールするのは自由ですからね。