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ひっそり書店のブログです。 布乃伊の機嫌を損ねる場合があるので、誹謗中傷、小説等の紹介はなるべく避けてください。
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「俺ってこんな性格だから」といった言い訳がある。
「性格のせいにするな」といった返事がある。
このやり取りはよく見られるけど、矢神は何故性格のせいにしてはならないのかが分からない。
矢神は性格による自分の行動や意識への影響がいかに強いものかを実感している。チャレンジャーな性格なら様々なことに挑戦していくだろうし、怠惰な性格ならたいていのことを面倒くさがる。
性格のせいにするな、とは「性格のせいにして逃げるのは簡単だ。でも、ちょっとくらい挑戦してみろ」という意味なのだろう。なるほど、確かに一理あるかもしれない。
しかし、やっぱり性格のせいにしてしまうというのも、当人の性格に影響しているわけだ。そこで「性格のせいにするな」と言ってしまうのはつまり、その人自身を全否定することになるのではなかろうか。
性格のせいにしてしまう。これは確かにマイナスの性格かもしれない。ネガティブなものであることは否めないだろう。
だからってそれを否定して良いものなのだろうか。人間ってマイナスの性格も含めて形成されるものなんだから。そんなマイナスの性格をなくせ、つまり性格のせいにするなというのは、その人の性格を全てプラスのものにしろということだ。それはあまりにも酷い話だ。
人見知り、という性格がある。その人に「嫌でも人と接しろ。話をしろ。交流を持て」と迫ったところでその人にとってはどうすれば良いか分からない。
マイナスの性格も人間の持ち味なんだと思う。
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ついさっき母からそう言われた。
父方の義祖父が亡くなったということだ。
何故義祖父なのかといえば、本当の祖父は父が高校生の頃亡くなってしまったらしい。それから祖母が再婚したから、義祖父なんだ。
そのとき父は自分の苗字が変わることを嫌って、家庭内で自分一人だけ苗字が違うという複雑な環境が生まれたらしい。
もしこの時父が苗字を変えていたら、今矢神は矢神というPNではなかった。この「矢神千倖」という名は、本名をいじって生まれたものだから。

話を戻そう。
義祖父がどのような経緯で亡くなったのかは知らない。そこまで聞かなかった。
でも、悲しいとも寂しいとも思わない。矢神は義祖父に会った記憶がたった1回しかないから。それも10年近くも前に。全然身近に感じられなかった。
それに義祖父は、矢神や父、母、妹たちにもあまり良い印象を抱いていない感じだった。そりゃ再婚相手の連れ子とその家庭だしね。だから正直、「へぇ~」くらいで済ましていた。

今、ちょっとだけ祈ってみた。
「南無真如一如大般涅槃経(念仏みたいなものだと思って結構)、1度しか会った記憶がないけど、どうか安らかにお眠りください」
そう呟いてみた。あの念仏みたいなのは矢神の宗教なのであまり気にしなくても良いのですが……
こう祈った瞬間、ふっと寂しさが湧いた。あまり身近にも感じられなかったし、好感を持てる義祖父でもなかったけど、それでもやっぱり親族は親族なのだと、そう思ったんです。

人の死って、身近でないと実感出来ない。けど、死を意識するとそこに寂しさが生まれる。
これが供養なんだ。矢神はそう思った。
義祖父……正直、いてもいなくてもあまり矢神には関係なかった。だけど、その存在は親族の一人として、この矢神に僅かな影響を与えていた。自分では気づけないような、本当に些細なものだけど。
その影響の源は今失われてしまった。いなくなっちゃったんだよね。
矢神は葬儀には参加しないで、妹たちと共に留守番してる。だけど、義祖父の住んでいた北海道へ、遠く離れたこの神奈川の地から小さな祈りを運ぶ。

「せめて安らかに眠ってください。ご冥福をお祈りいたします」
矢神が何かやろうとすると、やっぱりいつも力が足りなくて今ある自分の力だけでまかなえることしか取り組めない。
最近「棚の隅に置かれた本」のセルさんがノベルゲームを作ったりしてるようですが、それが本当にうらやましい。
何故なら矢神にはノベルゲームを作るためのプログラム技術、絵心、音感、持久力が著しく欠けているから。まぁちょっとしたツールを持ってくればプログラム技術は何とかなるし、絵や音は適当に拾ってくれば一応は成立する。持久力については本気になれば何とかなるだろう。
でも、それじゃダメだ。ツールを持ってくるのではやっぱり限界があったりするからプログラム言語を勉強しなきゃならない。絵や音を拾っても、やはりそれはどこかの誰かが利用しているものだからいまいちオリジナリティに欠ける。矢神に出来ることなんてシナリオを書くことだけだ。
矢神の価値観では、シナリオ担当って一番位が低い。何故なら、たとえ自己満足でも書こうとすれば誰でもすぐに書けてしまうから。
プログラム言語の勉強、イラスト、作曲技術の習得にはそれなりの時間が必要だし形がはっきりしているから優劣もよく分かる。正直、シナリオが陳腐でありきたりでもイラストや音楽でごまかせてしまうことなんてざらにあるわけだ。
もし矢神が、プログラムに精通している人、イラストの上手い人、作曲の出来る人を引き連れて物事に当たれるのならばこんなに素晴らしい話はない。
しかしそれはまずありえないだろう。何故ならそれは、平社員が課長や部長や社長なんかと引き連れて何かを成し遂げようとしているのと同じだから。まぁこれは矢神の価値観だけど。
ゲームを作ってみたいという矢神の願望を叶える。これは無名会社の平社員が上司を束ねて一大企業へと成り上がろうとするのと同じこと。すなわち、不可能。
確かにシナリオは欠かせない存在だろう。シナリオがなければ物語は成立しない。平社員のいない会社は存続が困難であることと同じだ。
しかしそのシナリオが飛躍することは非常に難しい。その気になれば誰にでもシナリオは書けるし、全てのシチュエーションは世に出きったと言われる現代ではどんなシナリオを立てても斬新とは言われないだろうから。

先ほど、「仮面ライダーギル」の公開作業を終えました。
これを公開するに当たって、故・石ノ森章太郎先生及び石森プロダクションの方々には深く感謝すると共に、非礼をお詫びしたく存じます。
商業目的でない二次創作なので直接本家に許可を取る必要はないのですが、ここで頭を下げさせていただきます。
仮面ライダーというヒーローを生み出していただいたこと、それを現代まで引き継いでいただいたこと、本当にありがとうございます。
また、いくら感銘を受けたとはいえ、自らの手で新たなるライダー像を作り上げようとするこの愚かしい男をどうかお許しください。

さて、今日公開した場面ではまだ「ギル」という名は出てきていません。しかしこれまでの説明からして誰がギルなのかは予想するに難くないでしょう。
何だか劇場版「仮面ライダーTHE FIRST」みたいな出だしになっていますが、まだまだこれが始まり。ここから矢神のライダー像を作り上げていきたいと思います。

先日のブログで「CDを注文した」と書きました。その直後に「あ、自分が家にいる時でないと受け取れないな。代金引換だし」と思い、すぐさま注文先に配送時間帯の希望をメールしました。
それが幸いしたのですよ。システムの故障か、原因は不明ですがなんらかのトラブルで注文が届いていないことになっていたらしいのです。つまり、配送時間帯の希望をしなかったらこちらが注文したことに向こうは気づかなかったと……危ない危ない。

さて、本題。
テレビ枠の特撮って、内容は大体25分なんですよ。オープニング、エンディング、CMで5分くらい潰れますから。その時間に収まることを意識してライダーの小説を書くのは非常に難しい。
更新は週に一度の予定なのですが、この期間中に執筆して内容をその枠を満たすには足りないんです。いえ、頑張れば出来ないこともないのですが……
現在書いたものだけで言えば、第1話の前半部分くらいにしかならないのです。今後これを続けていっても、一週間で1話分を書ききるのは困難かと思うわけですよ。
なので、自作ライダーを今後連載するに当たっては「2週間で1話完結」といった形を取ろうと思います。

簡単に説明すると、
1週目「中間CMに入る前の前半部分を公開」
2週目「中間CM以降の後半部分を公開」
これで1話が完結。

流れとしてはこんな感じですね。
前半部分で敵が何かしら作戦を実行したり、登場人物同士でのドラマがあったりする。そして後半部分で怪人とのバトル。これが基本の形になっていくでしょうか。
現在予定では52話まで書く気でいます。週に一度の更新だと、これで大体二年かかりますかね。
別に映像化するわけでもないのですが、何しろ敵組織を設定していたら幹部が何人も出来てしまったので……時間をかけていきたいのです。

ちなみに、主人公ライダーはクワガタをモチーフにしています。
「カブトムシをモチーフにした主人公ライダーは2人いるけど、クワガタはいないよなぁ」と思って設定したのが始まりだったわけです。
が、しかし。実はクワガタをモチーフにした主人公ライダーがいたんですよ。その名もクウガ。平成ライダーシリーズ最初のライダーですね。
でも確かに、あのツノを見れば分からなくもないかも……
ただし、こちらのライダーはクウガよりもクワガタの印象を強く出す予定。ツノもクワガタ。武器もクワガタ。バイクもクワガタです。そして色は黒。
黒い主人公ライダーといえばブラックですよね。イメージとしては、彼よりも黒いです。目の色も青にするなど、そのまま闇に溶けてしまいそうな印象。あくまで設定ですけどね。
イラストがないとやっぱり姿を表現するのって難しいな。

ライダーバトルがメインではない、と言いましたがそれがないのかと言われればそうではない。
予定では3回ほどライダーバトルをやります。ただし、それは物語に脈をつけるためなのでやはりメインにはなりません。
あくまで敵は秘密結社なのです。

ご安心めされよ。ライダーキックはちゃんと存在します。
このライダーは腕に装着された武器を振るって戦うことが多いです。例えば主人公ライダーのギルは、クワガタのハサミを模した武器が腕に装着され、パンチを繰り出すことでハサミを敵に突き刺したりするわけです。
もちろんこれを必殺技として使用することも多々ありますが、ライダーの基本であるライダーキックやライダーパンチはちゃんと存在するのですよ。
ただし、ギルのライダーキックはやや特殊な形になりますが……それは伏せておきましょう。

最近のライダーは道具を使った変身が多いですよね。龍騎はカードデッキを挿入、ファイズはファイズフォンに「555」と入力して装着などなど。
しかしこの自作ライダー、ギルでは道具を使わずポーズによる変身を行います。これでちびっ子たちもいちいち道具を用意せずともライダーごっこが可能に。いえ、ちびっ子がこれ読むわけがありませんが。
現在登場ライダーは2人の予定ですから、当然変身ポーズも2つ考えることに。主人公であるギルのポーズは気に入っているから良いけれど、もう1人のは微妙……また考え直します。

長々と書いたけど、要はここまで設定したんだなぁという自己確認です。
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プロフィール
HN:
布乃伊奴
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1990/05/14
職業:
生徒
趣味:
特になし
自己紹介:
三次元未確認人型無気力生命体。
他者の作品を嫌うことで、「自分オリジナル作品」を目指している……らしい。
小説等の作品を紹介されることを極端に嫌う。
それにより、時折機嫌を損ねて手近な紙を引き裂き続けることも。
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