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ひっそり書店のブログです。 布乃伊の機嫌を損ねる場合があるので、誹謗中傷、小説等の紹介はなるべく避けてください。
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でも実際の運勢はかなり良い。
魔王魂のCDを注文したことは2度に渡って書きました。
んで、エラーによって注文が入っていなかったため、メールで直接注文したことも書きました。
先日、「了解した」とも「発送した」とも連絡がなかったため、念のため再度メールを送ってみたのです。
するとどうだろう。「転居によってネット環境が整っていなかったため、返事が遅れました」と、先ほど連絡が入ったのです。
本来なら「早くしてほしいんだけどなぁ」と思うところですが、しかし矢神は上機嫌。

何故かって?
太っ腹な魔王魂管理人KOUICHI様は「お詫びにダウンロード版オリジナルアルバム5枚組みをサービスさせていただきます」とのメッセージをくださいました。

立腹するどころか、むしろ跪き、仰ぐようにして「魔王様ぁ~」と平伏したくなる矢神でした。

うん、オリジナルアルバム5枚組みもそのうち買うけどね。
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敵軍(負の感情)到来。

兵「報告! 負の感情が約10万の兵を引き連れてこの城へと向かってきているとのこと!」
矢神「何ぃ!? すぐに戦の準備をせい! 援軍が来るまで、何としても我々だけで耐えるのだ!」

戦争(葛藤)開始。

兵「報告! 負の感情軍の計略により、軍の一部に被害が出ている模様」
矢神「おのれ負の感情め! 私の剣を持て。私直々に出向いてやるわ!」
兵「矢神様、どうかここはご自重ください。間もなく援軍が来るはず。今しばらく耐えましょう」
矢神「何を言うか! 援軍など待っていたらこの城は落ちてしまう。私が陣頭に立ち、兵の士気を挙げずして勝機はない。出陣じゃぁ!」

劣勢(落ち込み)。

矢神「く……っ、私としたことが、まんまと策にはめられたわ。何としてもこの窮地を抜け出さねば」
兵「矢神様! 退路を確保いたしました。こちらからお逃げください」
矢神「すまぬ。よし、退くぞ! 生き残った者は私に続けぇい!」
敵軍師「ふ、策とは幾重にも張り巡らして初めて真の力を発揮するもの。そうそう逃げられはせぬ。かかれぇい!」
兵「負の感情軍の伏兵が現れました!」
矢神「何ぃ!? おのれ、私もここまでか……皆、命ある限り突撃せよ! 何としてもこの場を切り抜け、生きて帰るぞ!」
兵「もうダメだ。俺は下るぞ!」
兵「そうだ、もう勝てっこねぇ……降参だー!」
矢神「な……しかし、私一人になっても城へと帰らねば」

戦局(時間を置いて気持ちが)変化。

将「矢神殿の窮地を聞き、援軍に参った!」
敵兵「皆、ここを通すな! 行くぞー!」
将「そこをどけぇい! 今この俺を邪魔することは許さん!」
敵兵「な、何て強さだ……助けてくれー!」
将「燃えよ魂! 吼えよ刃! この身を一筋の光に変え、絶望の地に希望の道を切り開かん!」
矢神「おぉ、助けにきてくれたか……皆、もう一息だ!」

流れ的に、
ふとネガな気持ちが押し寄せる

それに対抗しようとしていらぬことを意識する

さらなる絶望に浸る

しばらく時間を置くと立ち直る
といった構図。
学校をやめたいと思うようになった。
何が学校だ。何がクラスだ。何が仲間だ。何が友達だ。
ふざけるな。そう叫びたい。
面倒ごとは全て矢神に押し付けるクラス。委員会も掛け持ち、体育祭の種目も誰かの代わりに3種目出場……良いように利用されているだけだ。矢神が頼みごとを断れない人間だと知っていて。
何かあれば押し付けてくるくせに、矢神がそれをサボると激しく責める。そして調子の良い時は勝手に友達面して話しかけてくる。
あんたなんか友達じゃない。
ストレスが溜まる。最近何も手につかなくなってきた。笑われるかもしれないが、今はライダーのことを考えている時くらいしか安らぐ時間がない。
いろいろと気になって、テスト勉強すら出来ない。
実を言うと、今文字が読めなくなってきている。
といっても、漫画、小説、教科書、ノートといった、紙に書かれた文字が読めない。そこに文字があるのは分かる。でもそれが一切頭に入ってこなくて、意味不明な文字の羅列にしか見えない感じ。

体育もサボってる。元々運動も出来ないし、どうせチームに入ったって足を引っ張って疎まれるだけだ。集団での行動も大嫌い。
だから教師に注意されてもずっと体育館の隅で寝てる。運動して、それがストレスに変わって、自分を余計に苦しめるくらいなら成績を落とされた方が遥かにマシだ。
罵声の嵐が待っていると分かっていながらそこに飛び込んでいける人がどこにいるだろう。

学校に楽しみがない。
家にいても楽しみがない。
生きていて楽しみがない。
それでも生きることだけはしようと思う。
死んだら全部終わるから。自分の手で死ぬことはしない。
でも、無為に時間を消費するだけの日々が続くだろう。
楽しくないから。安らげる時間は一日のうちほんの1、2時間しかない。
食事も楽しくない。テレビもつまらない。風呂だといろいろと考えて余計辛くなる。
実勢に目で見て、言葉を交わせて、手で触れることの出来る人全員が、ほんの2、3日で良いから矢神に対して完全に無関心になってくれないだろうか。しばらく独りにしてほしい。ひたすらボーっとする時間がほしい。
テスト勉強、受験勉強、宿題、人間関係……少なくとも卒業するまではこれがずっと付きまとってくる。これから逃れたい。1年はおろか、このままじゃ1学期が終わるまでにまともでいられる自信すらもない。
「俺ってこんな性格だから」といった言い訳がある。
「性格のせいにするな」といった返事がある。
このやり取りはよく見られるけど、矢神は何故性格のせいにしてはならないのかが分からない。
矢神は性格による自分の行動や意識への影響がいかに強いものかを実感している。チャレンジャーな性格なら様々なことに挑戦していくだろうし、怠惰な性格ならたいていのことを面倒くさがる。
性格のせいにするな、とは「性格のせいにして逃げるのは簡単だ。でも、ちょっとくらい挑戦してみろ」という意味なのだろう。なるほど、確かに一理あるかもしれない。
しかし、やっぱり性格のせいにしてしまうというのも、当人の性格に影響しているわけだ。そこで「性格のせいにするな」と言ってしまうのはつまり、その人自身を全否定することになるのではなかろうか。
性格のせいにしてしまう。これは確かにマイナスの性格かもしれない。ネガティブなものであることは否めないだろう。
だからってそれを否定して良いものなのだろうか。人間ってマイナスの性格も含めて形成されるものなんだから。そんなマイナスの性格をなくせ、つまり性格のせいにするなというのは、その人の性格を全てプラスのものにしろということだ。それはあまりにも酷い話だ。
人見知り、という性格がある。その人に「嫌でも人と接しろ。話をしろ。交流を持て」と迫ったところでその人にとってはどうすれば良いか分からない。
マイナスの性格も人間の持ち味なんだと思う。
ついさっき母からそう言われた。
父方の義祖父が亡くなったということだ。
何故義祖父なのかといえば、本当の祖父は父が高校生の頃亡くなってしまったらしい。それから祖母が再婚したから、義祖父なんだ。
そのとき父は自分の苗字が変わることを嫌って、家庭内で自分一人だけ苗字が違うという複雑な環境が生まれたらしい。
もしこの時父が苗字を変えていたら、今矢神は矢神というPNではなかった。この「矢神千倖」という名は、本名をいじって生まれたものだから。

話を戻そう。
義祖父がどのような経緯で亡くなったのかは知らない。そこまで聞かなかった。
でも、悲しいとも寂しいとも思わない。矢神は義祖父に会った記憶がたった1回しかないから。それも10年近くも前に。全然身近に感じられなかった。
それに義祖父は、矢神や父、母、妹たちにもあまり良い印象を抱いていない感じだった。そりゃ再婚相手の連れ子とその家庭だしね。だから正直、「へぇ~」くらいで済ましていた。

今、ちょっとだけ祈ってみた。
「南無真如一如大般涅槃経(念仏みたいなものだと思って結構)、1度しか会った記憶がないけど、どうか安らかにお眠りください」
そう呟いてみた。あの念仏みたいなのは矢神の宗教なのであまり気にしなくても良いのですが……
こう祈った瞬間、ふっと寂しさが湧いた。あまり身近にも感じられなかったし、好感を持てる義祖父でもなかったけど、それでもやっぱり親族は親族なのだと、そう思ったんです。

人の死って、身近でないと実感出来ない。けど、死を意識するとそこに寂しさが生まれる。
これが供養なんだ。矢神はそう思った。
義祖父……正直、いてもいなくてもあまり矢神には関係なかった。だけど、その存在は親族の一人として、この矢神に僅かな影響を与えていた。自分では気づけないような、本当に些細なものだけど。
その影響の源は今失われてしまった。いなくなっちゃったんだよね。
矢神は葬儀には参加しないで、妹たちと共に留守番してる。だけど、義祖父の住んでいた北海道へ、遠く離れたこの神奈川の地から小さな祈りを運ぶ。

「せめて安らかに眠ってください。ご冥福をお祈りいたします」
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プロフィール
HN:
布乃伊奴
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1990/05/14
職業:
生徒
趣味:
特になし
自己紹介:
三次元未確認人型無気力生命体。
他者の作品を嫌うことで、「自分オリジナル作品」を目指している……らしい。
小説等の作品を紹介されることを極端に嫌う。
それにより、時折機嫌を損ねて手近な紙を引き裂き続けることも。
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