ひっそり書店のブログです。
布乃伊の機嫌を損ねる場合があるので、誹謗中傷、小説等の紹介はなるべく避けてください。
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2時間程度浅い睡眠をとることで、若干精力を取り戻した矢神です。
えぇ、何とか生きてますよ。
承知の方も多いと思いますが、矢神の好きなものはヒーローと童話です。
といっても、ヒーロー番組を観ているわけでも、普段から童話を読んでいるわけでもないのですが。
えぇ、何とか生きてますよ。
承知の方も多いと思いますが、矢神の好きなものはヒーローと童話です。
といっても、ヒーロー番組を観ているわけでも、普段から童話を読んでいるわけでもないのですが。
ヒーローが好きというのは、そこに熱い魅力を感じるからなんですよ。守るものがあるから、自己を犠牲にしてまで戦う。この精神は、よくある漫画や小説にも多く使われていますね。
でも、小説や漫画だと「あぁ、それ面白いよねぇ」とか言われますが、ヒーローとなると「お前いくつだよ? そんなものさっさと卒業しろ」なんて言われてしまったり。本質は一緒だと思うのですが。
ヒーローが変身するのだって、孫悟空がスーパーサイヤ人になるのと何も変わらない。これがバカにされるとはいったい何事か。どうもこの辺は頭ごなしに否定している感じがあるんですよね。
……まぁ、矢神も奈須きのこだとか日暮だとかデスノートだとか、先入観(ジャンルが苦手)で否定しているものも多々あるので他人のことを突っ込んで言えないんですけどね。
まぁ今回ヒーローの話は少し置いておきましょう。
話題にしたいのは、もう一方の童話ですよ。
「え、童話? お前マジでいくつだよ。本当にガキだな」みたいに言われても仕方がないのですが(苦笑)
でも、童話って読んでみると案外面白いものですよ。幼い頃読み聞かされた童話は、幾重にも幾重にもオブラートに包んだものだったのだと気づかされます。
その童話が執筆された当時の作者の気持ちや、社会事情なんかも垣間見えます。
社会事情を知りたいのならグリム童話、作者の気持ちを読んでみたいならアンデルセン童話が良いでしょうか。後、はっきりとした教訓を得たいのなら日本昔話、妄想に浸りたいのならアリスですね。
グリム童話では、主人公に対して悪質な行為を働いた女性(これが男性になる話は矢神の知る限りまずありません)が童話の最後になってひどい仕打ちを受けます。これはかの有名な「魔女狩り」が行われていたことに由来しています。「悪質な行為を働く女性」=「魔女」と捉え、「魔女狩り」の思想に則って描かれています。こういった話では「白雪姫」だとか「シンデレラ」が有名ですね。もちろん、魔女関連ではないものもたくさんありますよ。
アンデルセン童話……あまり知らない人も多いのではないかな。でも有名なんですよ、「人魚姫」とか「マッチ売りの少女」とか。結構自虐的な作品が多いです。被害妄想とも受け取れますが、矢神にとっては何となく共感出来るものが多いですね。特にマッチ売りの少女。これに登場するマッチを様々なものに置き換えると面白い。
「マッチ」=「才能」としたら結構分かりやすいでしょうか。
少女(自分)はマッチ(才能)を売ろうとするが、誰も振り向いてくれない。誰も自分の力を認めてくれない。そして寒く(寂しく)なって、自分の小さなマッチの火(才能)で自らを暖める。やがてマッチの火に美的印象(自己陶酔)を持った少女(自分)は、もっと大きな火を見たくなり、木に放火するようになる(ある意味向上心)。そしてその大きな火を父にも見せたくなって、自宅に放火(才能を他者に認めさせようとする)。そして自らその中に飛び込んで焼死(才能に溺れて大変なことになる)。
面白いですよ、置き換えって。アンデルセンは、何かと恵まれない自分を表現しているようですが。
日本昔話について。あまり原作は読まないのですが、述べられていることは大きく分けて「良い行いは必ず自分のためになる」「目上の人には尊敬の意を」「約束は守ろう」といったものです。
桃太郎は鬼を退治した後に金銀財宝を手にしていますし、犬、猿、雉も決して桃太郎を馬鹿にしたりということはありません。鶴の恩返しや浦島太郎のように、約束を破ったことで大きなものを失ったりします。とにかく分かりやすい教訓を得ることが出来るでしょう。
そしてアリス。これは妄想100%と言っても過言ではありません。作者のルイス・キャロルは実在した少女アリスのため(結構歳の差があったがルイスは彼女に恋愛感情を抱いていた。アリスはかなりの美少女だったらしく、ルイスは面食い&ロリコンだったらしい)にこの話をその場の思いつきで話したそうだ。彼女の気を引くために必死だったらしい。また、少女は夢見る乙女であるということを意識していたのか、話の内容は本当に何でもありになっている。ルイスワールド全開だ。
まぁ、興味が湧いたら読んでみると良いですよ。幼い記憶とのギャップが面白いです(笑)
……童話だと猟奇的でも平気なのになぁ。
でも、小説や漫画だと「あぁ、それ面白いよねぇ」とか言われますが、ヒーローとなると「お前いくつだよ? そんなものさっさと卒業しろ」なんて言われてしまったり。本質は一緒だと思うのですが。
ヒーローが変身するのだって、孫悟空がスーパーサイヤ人になるのと何も変わらない。これがバカにされるとはいったい何事か。どうもこの辺は頭ごなしに否定している感じがあるんですよね。
……まぁ、矢神も奈須きのこだとか日暮だとかデスノートだとか、先入観(ジャンルが苦手)で否定しているものも多々あるので他人のことを突っ込んで言えないんですけどね。
まぁ今回ヒーローの話は少し置いておきましょう。
話題にしたいのは、もう一方の童話ですよ。
「え、童話? お前マジでいくつだよ。本当にガキだな」みたいに言われても仕方がないのですが(苦笑)
でも、童話って読んでみると案外面白いものですよ。幼い頃読み聞かされた童話は、幾重にも幾重にもオブラートに包んだものだったのだと気づかされます。
その童話が執筆された当時の作者の気持ちや、社会事情なんかも垣間見えます。
社会事情を知りたいのならグリム童話、作者の気持ちを読んでみたいならアンデルセン童話が良いでしょうか。後、はっきりとした教訓を得たいのなら日本昔話、妄想に浸りたいのならアリスですね。
グリム童話では、主人公に対して悪質な行為を働いた女性(これが男性になる話は矢神の知る限りまずありません)が童話の最後になってひどい仕打ちを受けます。これはかの有名な「魔女狩り」が行われていたことに由来しています。「悪質な行為を働く女性」=「魔女」と捉え、「魔女狩り」の思想に則って描かれています。こういった話では「白雪姫」だとか「シンデレラ」が有名ですね。もちろん、魔女関連ではないものもたくさんありますよ。
アンデルセン童話……あまり知らない人も多いのではないかな。でも有名なんですよ、「人魚姫」とか「マッチ売りの少女」とか。結構自虐的な作品が多いです。被害妄想とも受け取れますが、矢神にとっては何となく共感出来るものが多いですね。特にマッチ売りの少女。これに登場するマッチを様々なものに置き換えると面白い。
「マッチ」=「才能」としたら結構分かりやすいでしょうか。
少女(自分)はマッチ(才能)を売ろうとするが、誰も振り向いてくれない。誰も自分の力を認めてくれない。そして寒く(寂しく)なって、自分の小さなマッチの火(才能)で自らを暖める。やがてマッチの火に美的印象(自己陶酔)を持った少女(自分)は、もっと大きな火を見たくなり、木に放火するようになる(ある意味向上心)。そしてその大きな火を父にも見せたくなって、自宅に放火(才能を他者に認めさせようとする)。そして自らその中に飛び込んで焼死(才能に溺れて大変なことになる)。
面白いですよ、置き換えって。アンデルセンは、何かと恵まれない自分を表現しているようですが。
日本昔話について。あまり原作は読まないのですが、述べられていることは大きく分けて「良い行いは必ず自分のためになる」「目上の人には尊敬の意を」「約束は守ろう」といったものです。
桃太郎は鬼を退治した後に金銀財宝を手にしていますし、犬、猿、雉も決して桃太郎を馬鹿にしたりということはありません。鶴の恩返しや浦島太郎のように、約束を破ったことで大きなものを失ったりします。とにかく分かりやすい教訓を得ることが出来るでしょう。
そしてアリス。これは妄想100%と言っても過言ではありません。作者のルイス・キャロルは実在した少女アリスのため(結構歳の差があったがルイスは彼女に恋愛感情を抱いていた。アリスはかなりの美少女だったらしく、ルイスは面食い&ロリコンだったらしい)にこの話をその場の思いつきで話したそうだ。彼女の気を引くために必死だったらしい。また、少女は夢見る乙女であるということを意識していたのか、話の内容は本当に何でもありになっている。ルイスワールド全開だ。
まぁ、興味が湧いたら読んでみると良いですよ。幼い記憶とのギャップが面白いです(笑)
……童話だと猟奇的でも平気なのになぁ。
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プロフィール
HN:
布乃伊奴
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1990/05/14
職業:
生徒
趣味:
特になし
自己紹介:
三次元未確認人型無気力生命体。
他者の作品を嫌うことで、「自分オリジナル作品」を目指している……らしい。
小説等の作品を紹介されることを極端に嫌う。
それにより、時折機嫌を損ねて手近な紙を引き裂き続けることも。
他者の作品を嫌うことで、「自分オリジナル作品」を目指している……らしい。
小説等の作品を紹介されることを極端に嫌う。
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