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ひっそり書店のブログです。 布乃伊の機嫌を損ねる場合があるので、誹謗中傷、小説等の紹介はなるべく避けてください。
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何か、何か書かなきゃ。
そんな衝動に駆られています。「これ書こうかな」「こんなネタも良いな」なんて、いくつか話の雛形が生まれはするのですが、なかなか執筆に移れない。
何故か。面白くないから。
面白くないものは、書いても仕方がない。そんなわけで、今何を書こうかと悩んでいたりするわけで。
こう、楽しく書ける面白い作品ってないものかな……

「参考になる作品はないのか!?」
矢神の持つ、数少ない小説を見てみる。
参考:なし。
理由:設定がありきたりor書きたいと思えるネタではない。

漫画に目を移す。
目の前に並んでいる漫画のジャンルをシリーズごとに大きく分けてみた。

アクション系:14シリーズ
まったり系:4シリーズ

アクション系をさらに分類。

人間バトル(超人的なものも含む)
・夜桜四重奏
・エレメンタルジェレイド
・黒執事
・ブレイド三国志
・封神演義
・ニードレス
・白砂村
・ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス
・ゆうやみ特攻隊
・ぜるだの伝説 時のオカリナ

ヒーロー
・仮面ライダーSPIRITS
・スカルマン

ロボット
・鉄のラインバレル
・ぼくらの

考察:
人間系アクションは、どうしても人間ドラマが関係してしまう。それを盛り込むとアクションシーンがどうしてもだらだらしてしまい、テンポが狂う。つまり書きにくい。
ヒーロー系は既にスイハンジャーで試した通り、なかなか難しい。アクションに派手なエフェクトがつく分、表現しにくい部分がある。
ロボット系についてはさらに困難。人間系アクション以上にシリアス、複雑な人間関係を絡ませ、ヒーロー系にも負けないほどのエフェクト、ロボットのフォルムをいかに想像し、いかに表現するか。
アクション系からは少し距離を置こう。

続いてまったり系。

スクールライフ系
・日常
・共鳴せよ! 私立轟高校図書委員会

その他
・まほらば
・ドージンワーク

考察:
スクールライフ系か……これはどうも話があっちこっち飛び散って、なかなか方向性が固まらない。また、物語の目標(RPGで言えばラスボスを倒す)を設定しにくい。少女マンガみたいに「あの人と両想いになりたい」ってのが一般的だけど、恋愛に興味のない矢神が書いても面白くなるかどうかはいささか疑問だ。
その他……範囲広ッ! その他でまったりといっても、ほとんどの人が学校に通っていたり、会社に勤めていたりだから、そこを考えていくのが難しい。

全体を通して「難しい!」
ネタ考えるのって、こんなに難しかったっけ。でも、こんな時は……

「発想を逆転させるんだ!」(本セリフはCAPCON「逆転裁判」によった)

書きたいものではなく、読みたいものを考えてみよう。
「矢神が今読みたいもの……読みたいもの……読みたい……読み……」
ありませ~ん。
え、いや、ほら、活字って、何か読むの面倒だし(文字書き失格)
まぁ小説ではなく、漫画に置き換えてみてもないものはないんですけどね。
最近はどうも受身になっている自分がいる。書店にならんでいる漫画を見ると「あ、これ読んでみたい」って漫画はすぐに見つかるんですけど、その分書きたい小説が減ったように思えます。
読めば読むほどどこかで見たような設定しか思いつかなくなってくる。極端ですが「人間バトル」って設定だけですぐ「エレメンタルジェレイド」等とどこかで重ねて考えてしまうのですよ。
ですから、この間浮かんだネタで、「主人公たちは特殊能力を使えて、しかもパートナーの人間が武器になる」ものがあったのですが、これは「エレメンタルジェレイド+ニードレス÷2」だとすぐに気がつき、さらには「白砂村」と全く変わらないことにも気づいてしまいました。

何か良いネタはないものか。
……ハッ、そうだ。
ちょうどここに、良い題材があるではないか。
それは何か。

自分。

嘘です冗談ですふざけましたごめんなさいマジごめんなさい超ごめんなさい。
自分をネタにして何が面白いんだか。ただ無気力に生きているだけの主人公が、愚痴愚痴と読者に向かってネガティブな自己評価と被害妄想への同意、同情が欲しくて語りかけている。それだけの作品。

あぁ、これはつまらない(笑)

かといって、アクションでもまったりでもない推理、ミステリーは全く書く気がしない。ギャグを書こうとも考えた。でも、自分にギャグセンスはない。
もちろん官能小説なんて書きたくないし、ハーレム系小説も書きたくない。
そんなこと言ってたら、何も書けないんですけどね。
でも、書きたい。書きたいけど、書けない。

何で書けないのかは分かってる。
すぐ他作品の影響を受けるくせに、その影響を排したがる自分がいるからだ。
矢神は矢神オリジナルにこだわっている……らしい。何か書いていても「あ、これはあれと被ってる」なんて思ってしまうと、すぐに執筆段階のその作品を放棄してしまう。矢神が二次創作をしない理由がこの辺にあったりする。
「あの人みたいな小説を書きたい!」「あんな作品を書いてみたい!」という願望は、どうしても排したくなってしまう。既存の人やものを目指して書いたものは、どうしても「自分の作品」と言えなくなってしまうのではないかと思うんです。
例えばです。「頭が悪くて、運動も出来ないダメダメな小学生のところへ、いきなり謎のロボットがやってきて様々な不思議な道具を使って楽しい思い出を作っていく」
こんな作品を書こうとしたら、それはその人の作品と言えるでしょうか? 誰が何と言おうと、矢神は「それはドラえもんとどう違うの?」と言ってしまいます。
でもその人がドラえもんを全く知らないという場合は、話は別です。知らないものを模倣することは出来ませんから。
だから矢神は、作品に触れれば触れるほど書けなくなる。

あぁ、何か書きたいよ……
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プロフィール
HN:
布乃伊奴
年齢:
35
HP:
性別:
男性
誕生日:
1990/05/14
職業:
生徒
趣味:
特になし
自己紹介:
三次元未確認人型無気力生命体。
他者の作品を嫌うことで、「自分オリジナル作品」を目指している……らしい。
小説等の作品を紹介されることを極端に嫌う。
それにより、時折機嫌を損ねて手近な紙を引き裂き続けることも。
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