ZOEというゲームをクリアしました

298円という驚きの価格で売られていた中古のPS2ソフト、「ZONE OF THE ENDERS」ってゲームをクリア。
買ったのは昨日。クリアは今日。プレイ時間３時間半。
これだけの情報だと、単なるクソゲーにしか思えないわけだけど……
単なるクソゲーではないのだ。
このゲームが出たのは2001年。現在出ているものと比べれば劣ってしまうのも無理はないが、当時のレベルで考えればビックリするほどグラフィックが綺麗。キャラ……というか、ロボの動きが派手なんだよね。スピード感あふれる、っていうか。
うん、実はこれ、SFなんだよね。主人公が偶然見つけたロボットに乗り込んでしまって、ある組織にその機体を渡すことが目的になるんだけど、それまでに障害がいくつもあるからそれを切り抜けていくことになる。
矢神的に、アクションゲームとしては本当に申し分ないと思えるゲーム。

……ただし。
めっちゃ短いです。本当にもったいないです。
多分グラフィックに力注いだせいで要領が足りなくなったんだと思うけど。
あ、ちなみにこの先ネタバレを含むから、続きで(笑)

まず、ストーリーが未完。ちゃんと機体を渡すところまではあるけど、「この先どうなっていくんだろう？」ってところで終わってしまう。残念。
また、人物ストーリーが粗末。いきなりあるキャラの人生が簡略的に語られて、「……え？」と思うくらいついていけなかった。また、冒頭での主人公の立場について後々補完されるのかと思っていたらそれもなし。残念。
最後にめっちゃ強い敵機が出てくるんだけど、決着もつかずイベントによって主人公が逃走。主人公機に搭載された人工知能が「現時点ではあの機体には対抗出来ません」みたいなことを言うから、後で対抗出来るのかと思えばそうでもなく、ただ出てきて圧倒的な強さを見せ付けただけで出番終了……残念。
そう、ストーリーは本当に残念。だから、純粋にアクションゲームとして楽しませていただきました。

んで、この作品には続編が存在する。本作の補完がされるかどうかは分からないけど、アクションは面白いということでいざショッピング。
そして、とある中古品店でそれを発見しました。「う～ん、約2000円かぁ」
それとは反対側の棚に向き直る。「お、スパロボOGが1700円かぁ」
……矢神的苦悩。(注：文法的に正しいかどうかは知りません)
結局、一緒にいた妹に選ぶのを手伝ってもらいました。「よし、ジャンケンしよう。お前が勝ったらスパロボ、俺が勝ったらこっちを買う。OK？　じゃ～んけ～ん……ポォォォオオオオオオンッ！」

はい、スパロボお買い上げ～


本題的結論。(注：略)
ZOEは、値段に比べて非常に楽しめたゲームである。
ただし、ゲームとしてはもっとボリュームが欲しかった。
以上。